アレクサンドリアの女王ブラネに仕える騎士団、プルート隊の隊長。アレクサンドリア王家に、そして主君たるブラネ女王に、絶対的な忠誠を誓っている。非常に頭が固く、四角四面な性格。自分のためではなくつねに王家のために、いざ自身で判断せねばならない局面に立たされると、道を見失ってしまう。
　 幼いころ戦災に巻き込まれ、アレクサンドリアの騎士に助けられた。それをきっかけとして騎士を目指しはじめ、１６歳のとき念願の騎士に。２３歳のころ、当時すでにアレクサンドリア随一の剣士とされていたベアトリクスと御前試合を行い、マグレながらも勝利をおさめる。その栄誉を称えられた彼は、報賞として、過去に活躍した「プルート隊」の名を冠した、男兵のみの隊を結成することを希望。これを認められ、以来プルート隊の隊長として活躍することになった。もっとも、最近のプルート隊は、ベアトリクスひきいる隊にくらべてうだつが上がらず、そのためくやしい思いをすることが多い。